【第3回マジック企業対抗戦】株式会社Sekappy VS ヤフー株式会社MTG同好会編

前回の株式会社スクウェア・エニックスMTG部との激闘から約1ヶ月。ふたたび「マジック最強企業」の座を巡る企業対抗戦が始まろうとしていた。スポンサードプロのチームではない、純粋なマジックを愛する社員たちによって構成された集団。その頂点に立つのは、いったいどの企業なのだろうか。

株式会社Sekappyの長きにわたる戦いと証明の記録。その三度目の戦いが今、幕を開ける。

 

ヤフー株式会社MTG同好会からの挑戦状

ことは第1回、株式会社サイゲームスとの対抗戦が終わってしばらくしてのこと。弊社宛に一通のメールが届く。送り主はなんと、日本を代表する大手企業・ヤフー株式会社のMTG同好会

ヤフー株式会社のMTG同好会といえば、昨年ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の公式企画《ユースアンバサダープログラム》(リンク先参照)で将来有望な子どもたちとの交流を行うなど、非常にマジック愛にあふれた方々である。そんな方々から「我々とも戦ってもらえないか」との打診を受けて、断る理由はどこにもない。さっそく先方に快諾の旨を連絡し、当日の詳細決めに入った。

協議の結果、それぞれのプレイ層や人数規模を鑑みて、フォーマットは最新セット『ラヴニカの献身』を使ったチームシールドにしようということに。試合当日はセット発売から約2週間後。未知のセットを使ったリミテッドは、より「地力」の高い方が勝利することになるだろう。

 

いよいよ当日、会場はヤフー株式会社

そして迎えた企業対抗戦当日。会場は先方オフィスビルの食堂スペースを使わせていただけることになった。お菓子やコーヒーなどの軽食も用意していただき、本当にありがたい限りである。

お互いに挨拶が終わると、さっそくチームによるシールドデッキの構築が始まった。

ヤフー側の代表者は左から市村氏(左)、三代氏(中央)、宮崎氏(右)。練習は事前に軽く認識を合わせた程度だというが、その手つきと会話内容はもはや勝手知ったるといった感じである。

対してSekappy側は『ラブニカの献身』シールドでの社内予選を突破した中三川(左)、畠山(中央)、五條(右)のチーム。普段はそれぞれ別のフォーマットを得意とする彼らだが、この日ばかりは連携も十分。さすがは予選を勝ち抜いた猛者たちといった風格だ。

 

試合開始、勝負の行方やいかに

そして50分後、両チームの選手が席に着く。対戦の組み合わせは、

市村氏(アゾリウス) VS 畠山(シミック)
宮崎氏(オルゾフ) VS 五條(グルール)
三代氏(シミックタッチ赤) VS 中三川(オルゾフタッチ赤)

となった。

まずは手前の市村氏と畠山の試合に動きが。堅牢な防衛性能を有する市村氏のアゾリウスデッキに対し、畠山のシミックデッキが織りなすシナジーが爆発。《早駆けるトカゲ蛙》が周囲の+1/+1カウンターを吸い上げ、11/11トランプルという化け物が誕生する。

その後も《エイ翼のスパイ》によって《小走りワニ》が飛行を持って攻撃するなど、制空権を維持し続けるシミックデッキ。市村氏も除去を挟みつつ《厳戒態勢》でタフネスを打点に変えて応戦するも、最後までサイズで押し切ったSekappy側の畠山がこのマッチを勝利した。

次に山場を迎えたのは宮崎氏と五條の試合である。

五條のデッキはグルール。サイズに優れたクリーチャーをひたすら叩きつけ、相手の戦線を圧倒していくアーキタイプである。しかしこのグルールには天敵が存在する……そう、軽量の接死軍団を有する宮崎氏のオルゾフである。

普段は頼りがいのある《瓦礫帯の世捨て人》や《暴れ回る裂き角》だが、《黄昏の豹》や《有毒グルーディオン》といった接死クリーチャーの前では等しくその力を失っていく。最終的には《欲深いスラル》とスピリットトークンがじわじわとライフを追い詰め、ヤフー側である宮崎氏の勝利となった。

ここまでで双方1勝ずつ。決着の行方は、三代氏と中三川に委ねられた。

中三川のデッキはオルゾフタッチ赤の3色デッキ。宮崎氏と同じ接死による地上防衛と航空戦力、そこに赤の除去をタッチしたタイプだ。そして三代氏もシミックに赤を足した3色デッキという、リミテッドという場において互いに多色化の道を選んだデッキ同士の戦いとなった。

一進一退の攻防が続く中、徐々に三代氏のクリーチャーに戦線を押されていく中三川。たまらず五條もサポートに入る……が時既に遅し。トランプルを持つ《激情のエイリンクス》や「順応」能力で2/2から6/6へと変化する《トカゲ体の混種》による猛攻に、中三川は遂に右手を差し出した。

終局。最終成績はSekappy側が1勝、ヤフー側が2勝でヤフー株式会社MTG同好会の勝利となった。

市村氏、宮崎氏、三代氏。業界の最先端をゆく彼らの力は、最新セットを使ったリミテッドにおいても遺憾なく発揮されたのである。熱戦を繰り広げた両チームの代表者たちに向け、その場にいる全員から拍手が贈られた。

 

代表戦の後は皆でマジックを

代表者らによる戦いが終わった後は、両社のマジックプレイヤーによる交流会が行われた。

ヤフー側で流行しているレガシーでの対戦や、両社メンバー入り混じった大人数での『ラヴニカの献身』ドラフトなど、広い食堂の一角に最後まで楽しげな声が溢れていた。

 

次なる企業対抗戦、交流戦の相手求む

今回Sekappyは惜しくもヤフー株式会社マジック同好会に敗れた。これで弊社の企業対抗戦における通算成績は1勝2敗と、残念ながら今のところ負け越している形だ。しかし、企業対抗戦はこれで終わりではない。マジック最強企業の座を求めて、これから我々もさらなる研鑽に努めていく。

もし我々と戦ってみたい企業があればぜひ info@sekappy.com まで連絡してほしい。もちろん対抗戦ではなく単純にマジックによる交流をしたいという話も大歓迎である。

最後に、今回のイベントに参加していただいた両社のメンバーにありったけの感謝を。

それではまた、次の企業対抗戦記事でお会いしよう。