『統率者レジェンズ』Sekappy独占プレビュー!《すべてを取り込むもの、スラーク》と緑のカードたち

11月20日に発売が迫った『統率者レジェンズ』!!(※当初予定から発売日が変更になっています。詳細はこちら)
本セットでも、Sekappyにてプレビューさせていただく機会を頂戴いたしました。しかも今回ご紹介するのは、統率者候補となる伝説のクリーチャーを含めた全4種類!
それではさっそく1枚目、統率者候補からご覧ください!

《すべてを取り込むもの、スラーク》

今回の伝説のクリーチャーには、エッチング仕様の特殊フォイル版が存在します
6マナで実質5/5。基本スペックこそ心許ないところですが、「+1/+1カウンターの乗った味方が死亡すると、他の+1/+1カウンターを持つ味方を強化」というトリッキーな能力を持ちます。
パッと思いつく相性の良さそうなカードは、+1/+1カウンターを追加で得られる《倍増の季節》や《硬化した鱗》系統のカードでしょうか。《搭載歩行機械》のような+1/+1カウンターに関連した死亡誘発持ちクリーチャーとも相性が良さそうですね。
また、カウンターを乗せ換える『接合』持ちクリーチャーや《オゾリス》を併用するのも楽しそうです。味方が死亡するたび《すべてを取り込むもの、スラーク》はカウンターを配り、死亡したクリーチャーのカウンターは《オゾリス》が預かる……ということは、クリーチャーが死亡すればするほどカウンターが増える不思議な状況に……!?
『共闘』能力を持つため、ぜひ他の統率者とも組ませたいですね。《最後のアブザン、レイハン》は似た条件で能力が誘発するため、相性はバツグンです!
さらに、『統率者レジェンズ』ではこの《すべてを取り込むもの、スラーク》をサポートする新たなクリーチャーも登場します! 《生廃棄物の泥塊》をご覧ください!

《生廃棄物の泥塊》

レア以上のカードや一部コモン・アンコモンには、コレクター・ブースターからのみ出現する拡張アート版が存在します
《生体性軟泥》に続くウーズのロードです!素のスペックは貧弱なものの、自身をコピーすることでじわじわとサイズアップすることができます。ゆっくりと拡大していくあたり、実にウーズらしいフレーバーですね!
同じウーズの部族カードである《生体性軟泥》との相性は抜群。放っておくとウーズ軍団がどんどん成長していきます。
統率者に《首席議長ヴァニファール》を採用しても面白そうですね。《ヴァニファール》もまたウーズである上、出てきた《生廃棄物の泥塊》のコピートークンを状況に応じて《生体性軟泥》や《酸のスライム》に変換することができます。
ウーズはこのほかにも、優れた能力のカードを多く擁します。研究し甲斐がありそうですね!

《鎧作りの審判者》《ファーティリド》

最後にご紹介するのは、再録となるこちらの2枚。どちらも+1/+1カウンターデッキの潤滑油となるカードです。(実際『ゼンディカーの夜明け』統率者デッキにもセットで収録されていましたね)
ことコストの高い《すべてを取り込むもの、スラーク》を使うならば、リソースを確保してくれるこれらのクリーチャーは頼りになるはず。
『統率者レジェンズ』はリミテッドの統率者戦を遊べます。ぜひリミテッドの前に、こうしたデッキの屋台骨となるコモン・アンコモンも見直して見てください! 特にドラフトでは、2枚ずつピックを行う変則ルールが適用されます。効果もマナカーブも噛み合う《鎧作りの審判者》《ファーティリド》はぜひセットでピックしたいですね!

さいごに

上でも少し述べたように、『統率者レジェンズ』はドラフトやシールドで統率者戦が楽しめます! また、統率者戦でよく使われるカードの再録も盛りだくさんです。
統率者フリークの方はもちろん、「統率者戦って昔のカードも必要そうだし、ちょっととっつきづらい……」と感じていた方の統率者戦デビューにもオススメです!
そんな『統率者レジェンズ』は11月20日(金)発売。ぜひみんなで統率者戦を楽しんじゃいましょう!