仕事もマジックも、さらなる高みを目指して。エンジニア 岡 洋介さんインタビュー

仕事もマジックも、さらなる高みを目指して。

エンジニア 岡 洋介さんインタビュー

 
Sekappyでは、スキルや働きぶりに応じたジョブグレードと、そのグレードを定めるための評価制度が存在します。
 
 
今回はこの4月にグレードが上がり、サブリーダーへの昇進を果たしたエンタープライズ事業部エンジニア・岡 洋介さんのインタビューをお届けします。
マジック:ザ・ギャザリング(MTG)の強豪プレイヤーとしても知られる岡さん。お仕事にもMTGにも共通する向上心をお聞きしました。
 
 

岡 洋介さんインタビュー

 
――本日はよろしくお願いします。
「よろしくお願いします」
――岡さんは先日のプレイヤーズコンベンション愛知2024にも参加されていたんですよね。お疲れ様でした。
「ありがとうございます」
※インタビューはプレイヤーズコンベンションの翌週に実施しました。
――どのイベントに出場されたのでしょう?
「チャンピオンズカップファイナルに出場したのですが、そちらは初日落ちしてしまい……2日目はリバウンドスタンダードに出て、準優勝を達成できました!」
――それは凄い! おめでとうございます。
「ありがとうございます」
――MTGはいつ頃からプレイされているのでしょう?
「グランプリ・東京2016の頃からですね」
「その前は遊戯王OCGをプレイしていたのですが、友人と『MTGの大きな大会があるらしいから出てみよう』という話になって」
――いきなり大型イベント出場だったんですか!?
「そうですね、当時はコントロールやクロックパーミッションデッキの概念が新鮮で、【エスパー・ドラゴン】を使っていました」
――グランプリ・東京2016というと《ヴリンの神童、ジェイス》が活躍していた時期ですね。
「当時は高額カードの筆頭でしたね(笑)デッキに必要ということで、友人から売ってもらったことをよく覚えています」
 
 
――The Last Sun2018優勝など、岡さんはモダンやレガシーでもご活躍されている印象です。主にどのフォーマットをプレイされているのでしょう?
「今はスタンダードがメインですね。海外のプロツアーに参加することが一つの目標なので、そこに繋がるフォーマットを中心にプレイしています。大型イベントの権利を獲得できたら、レガシーなどの下環境で遊びますね」
――普段はどう遊んでいらっしゃいますか?
「平日夜はMTGアリーナやMagic Onlineですね。今だと、大型イベントが近い時はSekappy競技マジック部(※1)のメンバーに相談したりもしています」
※1 Sekappy競技マジック部:Sekappyの社内部活動の一つ。社内でも競技志向の強いメンバーで相談や調整が行われている。
 
 

転機となったプログラミングチャレンジ

 
――岡さんがSekappyを知ったのも、MTGがきっかけでしょうか?
「そうですね、やはりMTGをやっていると名前を耳にすることは多く(笑)」
――実際の入社はいつ頃だったのですか?
「2022年の3月入社でしたね」
――Sekappyにいらっしゃる前はどんなお仕事をなさっていたのでしょう?
「前職ではソフトウェアの受託開発を2年半ほどやっていました。そちらではずっとコードを書いたりしていたというわけではなく、マネジメント系の業務に回ったりもしていました」
「その前、新卒で入った会社では営業支援技術職を務めており、どちらかと言うと営業主体でのお仕事をしていました」
――もともとITエンジニアだったというわけではないのですね。
「そうなんです、大学もそっち系じゃなくて。ただ、やりたいこととしてモノ作りというのがあったんです」
――そこからSekappyへの転職を考えたきっかけは何だったのでしょう?
「前職では、エンジニアとしてのスキルに不安がある状態でマネジメント業務にあたっている自覚がありました。それで、一度リセットしてエンジニアとしての技術を身につけたいなと思ったんです」
「そんな時にSekappyのことを思い出しまして。ちょうどプログラミングチャレンジが開催されていたので挑戦してみたんです」
――経験者向け部門で応募いただいていましたね。
「今見ると拙い点も多いプログラムでしたが……そのご縁でお声がけいただいて、入社に至りました」
 
 

入社、そして昇格

 
――実際に入社してみて、いかがでしたか?
「MTGプレイヤーばかりではないんだな、と(笑) Shadowverseとか、他のタイトルのプレイヤーさんも多かったのは意外でした」
――2022年の春だと、ちょうど他のタイトル出身の方も増えた時期ですね。そこからどのようなお仕事をなさったのでしょう?
「昨年の9月頃まで、医療系の患者さん向けアプリ開発プロジェクトに携わっていました。メンバーの入れ替わりがありつつ3人1組でアサインして、コーディングなどのバックエンド開発を中心に手掛けて、実質リーダー的な役割も任せていただきました」
――お仕事をしていく中で、Sekappyらしさを感じた部分はありますか?
「共通の趣味がキーワードになることで、コミュニケーションにおける最初の障壁がないのは大きいですね。打ち解けやすさが1段階も2段階も違います」
「システム開発において必要となるコミュニケーションが担保されていることは、大きなメリットだと感じました」
――そこから今の現場に移られたわけですが、今はどんなことをなさっているのでしょう?
「昨年の10月からは、コンテンツ管理のシステムを開発するプロジェクトに携わっています。有名どころで言うとWordPressに近いプロダクトですね」
「アサインから半年で本番リリースが完了し、今はプロジェクトマネージャーの立場に就きつつ、追加開発と運用保守を主におこなっています」
――そうしたお仕事ぶりも評価されて、この4月からは晴れてサブリーダーに昇格されましたね。
「ありがとうございます」
――実際に、どういった部分が評価されたのでしょう?
「一言では表しづらいですが……『ちゃんと仕事をしている』ことでしょうか(笑)」
――詳しくお聞かせください。
やるべきことをやって、それを正しくフィードバックすることが一番大切だと思うんです」
「客先常駐だと、上長に自分の仕事ぶりを伝えることが難しいことも多いと思います。それでも可能な限り詳しく伝えることで、正当に評価していただけると考えます」
――岡さんの考える、この評価制度の良い点はどこでしょうか?
「前職では定量化された評価・昇進制度がなかったんです。そのあたりの制度があるのは、やはり頑張り甲斐があって良いですね」
「面談シートには、設定目標や業務成果に関してコメントを書く欄があるのですが、こうして上長に熱意を伝える機会があるのも良いことだと思います」
 
 

サブリーダーとして、プレイヤーとしてのこれから

 
――サブリーダーになったということで、今度は岡さんも部下を評価する立場となりますね。何かメッセージはありますでしょうか?
「(評価シートに)『いろいろ書いてほしい・伝えてほしい』ですね。業務報告はもちろん、それがコミュニケーションのきっかけにもなるので」
――先ほどおっしゃっていた、現場が違うからこそ詳しくフィードバックを・というお話ですね。
「はい。もちろん、肌感覚というか、対面でないとやりとりしづらいことはあります。けれど、そこをどう言語化するかというのも一つのスキルだと考えます」
――サブリーダーとして、ご自身で意識していきたいことはありますか?
困った時に相談したりできるような信頼関係を築きたいですね」
「あとはサブリーダーという立場だからこそ、もっと上の人たちにメンバーの頑張りを伝えたいと思っています。リーダーやマネージャー級の人たちとメンバーとの橋渡しを務めたいです」
――なるほど。エンジニアとしての目標もあれば教えてください。
「いろいろな言語やアーキテクチャ、業務ドメインに触れて、学んでいきたいですね」
「前職も含め、もともとバックエンド開発を中心に携わってきたのですが、業務の中でフロントエンドに関わることも増え、実務を通して勉強しています。やったことがビジュアライズされて目に見えるのが面白いですね」
「様々な環境で働く中で、自分の強みと言えるスキルを明確に言い表せるようになったと思います。それらを活かして会社に還元していきたいですね。それが評価されて、責任ある仕事を任せていただければと思います」
――ありがとうございます。お仕事ではなく、ゲームに関しての目標はいかがでしょうか?
「やはりMTGのプロツアーに出場したいですね。憧れの舞台に立ちたいです。せっかくSekappyという環境にいるので、それも活かしたいですね」
「せっかく勤めている以上、Sekappyの恩恵をもっともっと受けたいと思ってるんです(笑) 海外イベントに出場することになって、まとまったお休みをいただくような時に相談したいですね。そういう時に理解してもらえるのがSekappyの頼もしい点なので」
――では最後に、岡さんの考えるLife with Gamesについてお聞かせください。
「仕事・家庭・ゲーム・すべて満足いくよう両立できたらいいな、と考えています。そのために会社の制度や文化をうまく活用していきたいですね」
――それこそ海外のイベントに挑戦したり、ですね。岡さんがプロツアーでご活躍する日を楽しみにしています。本日はありがとうございました。
「ありがとうございました」
 

 
以上、エンタープライズ事業部・岡さんのインタビューをお届けしました。お仕事もゲームも向上心を持ちながら楽しんでいる岡さん。
そんな岡さんのお話を通じて、密なコミュニケーションと、努力の成果が評価されるSekappyの評価制度についても知っていただければ幸いです。
本記事をお読みの方も、Sekappyで共に働き、仕事も趣味も一歩先を目指してみませんか? ご興味のある方は、ぜひ募集記事をご覧ください。