社員インタビュー:五條 利弥(23) ― 入社の決め手となった『ダベる会』

社員インタビュー:五條 利弥(23) ― 入社の決め手となった『ダベる会』

Sekappyが主催するマジックプレイヤー&エンジニア交流会、『MTGと技術をネタにダベる会』。本イベントはこれまで非常にご好評いただいてきました。
とはいえ、『ダベる会』って何なの? というかSekappyって何をしている会社なの? と疑問に感じていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、ここでは実際に『ダベる会』に参加してSekappyへの入社を決めたという五條 利弥に、Sekappy入社後にどのようなことをしているのか、本イベントがどのようなものなのか、そして入社後のSekappyへの印象を語っていただきました。

Sekappyでの業務内容

――「まず、五條さんの現在の業務内容と担当業務を教えてください」
五條「主な業務は客先での開発です。業務内容は現場ごとに異なっていますが、僕自身フロントエンドとバックエンドの両方の経験があるので、テストチームと開発チームの間に入ったり……設計に関わることもあれば、テスト環境の構築をすることもあったり、プロダクトの改修や開発に関わることもあります」
――「けっこう幅広いんですね」
五條「とはいえ、Sekappyに入社する以前の会社ではテスト業務が中心で、今のような広い範囲で業務に携わらせてもらうことはありませんでした。僕は一つのことに振り切らない働き方が好きなので、今みたいに様々な仕事を任せてもらえるのはやりがいを感じますね」
――「とはいえ、様々な業務を任されるがゆえの難しさなどもあるのではないでしょうか?」
五條「もちろんそういった場合には『知識がないので時間はかかりますが』といった断りを入れることはあります。ただ、そういった場合でも先輩やチーフにやり方を聞いたりして、遂行できるように善処します。個人的な心掛けですが、任された仕事にNOとは言わないようにしているんですよ」
――「しかし、設計から開発、テストなど一通りこなす五條さんのようなポジションは珍しいのではないでしょうか?」
五條「そうかもしれません。基本的にはフロントかバックのどちらかだけをやっている人が多いですし、Sekappyで働くエンジニアの中でも個人の適性や希望に応じて『テストだけする人』『開発だけする人』あるいは『サーバー系の業務だけをする人』みたいな働き方をしている人も少なくないと思います」
――「五條さんのエンジニア歴はどのくらいなんですか?」
五條「中学生のときにゲーム開発の仕事に興味を持って、高校ではエンジニアリングの勉強ができる学校に進学したので、勉強していた期間も含めると9年ほどですね」
――「まだお若い(インタビュー時点で23歳)のに、大ベテランですね」
五條「といって、先述の通りSekappyに入る前はテストばかりやっていた期間もあるので、開発に関しては1年半ほどのブランクはありますが……同年代の中では、エンジニア歴は長い方なのかもしれません。とはいえ、もちろん今も勉強中の身です」

ダベる会を通じて会社の活動を知った

――「続いては『ダベる会』についてのお話を聞いてみたいと思います。五條さんは昨年の『ダベる会』にご参加されたんですよね」
五條「そうですね。たまたまTwitterで『ダベる会』の開催告知が流れてきて、なんか面白そうだな、と」
――「当時、Sekappyについてはどういった印象を持っていましたか?」
五條「印象……というか、IT会社であることだけ分かっていて、何をしている会社なのかはよく分かっていない状態でした(笑) ただ、僕自身『分からないことは分かる人に聞くのが一番早い』という考えを持っていて、いろいろ調べるよりもとりあえず行ってみようと思って参加してみました」
――「すごい行動力ですね(笑)」
五條「よく言われます。ただ、結果的には参加してよかったと思います。たとえば僕はマジック以外にも様々なカードゲームをプレイしていて、『Shadowverse』のようなDCGもプレイしているのですが、『Shadowverse』の関連アプリである『シャドナビ』(※Shadowverse Tournament Navigator)を制作された方のお話などを伺うことができました」
五條「『シャドナビ』のおかげで『Shadowverse』のイベントは格段に参加しやすくなったので、それを作ったのがSekappyだったというのは興味深いと感じました。社員全員がゲーム好きという共通点があるからこそ、ああいったアプリケーションの開発に結びついたんだなと思いましたね」
――「たしかに、社員のほとんど全員がスイスドローやシングルエリミネーションといった用語の意味を理解している会社って珍しいですよね」
五條「ですね。それに『ダベる会』では人事の担当者の方も参加されていたので、条件面や業務内容などもかなり掘り下げてお話していただけました。会を通じて社員同士の仲がいいことも伝わってきましたし、『ダベる会』のようなイベントを実施していることも、Sekappyのおもしろいところだなと思いましたね」

入社してからのSekappyの印象

――「そうしてSekappyに入社された五條さんですが、実際に入ってみた後、ギャップなどは感じませんでしたか?」
五條「ギャップはありませんでしたが、想像以上に社員同士の結びつきが強い会社だと感じました。会社というよりも巨大なコミュニティという感じでしょうか」
――「コミュニティですか」
五條「そうですね。僕自身、Sekappyに入社した主たる理由の一つに『一緒にマジックで遊べる友達がほしかった』というものがあります
その点ではこれ以上ないほど満たされていますね。週に一度はオフィスに集まってマジックで遊ぶ機会があったり、週末には同僚と一緒に大会に参加したり……」
――「たしかに、Sekappyで働いているとマジック仲間には事欠かないですよね」
五條「ですね。僕自身マジック歴がそれほど長くないので、ルールについてなど分からないことも多かったのですが、Sekappyではそういった部分も教えてくれる仲間がたくさんいるので、マジックで遊ぶならこれ以上ないくらい環境が整っていると思います。やっぱりカードゲームは、一緒に遊ぶ人がいないと始まらないですから」
――「すると、五條さんにとってSekappyの社員は同僚というよりも友達に近い感覚でしょうか」
五條「そうですね、まさにそんな感じです。実際LINEやTwitterでマジックに関する雑談もよくしますし、社内のグループLINEもあって交流が盛んです。昔はただなんとなく過ごす週末も多かったですが、Sekappyに入ってからは社内の練習会などにも顔を出すようになって、充実しています」
――「交流が盛んだからこそ『逆に最初のうちはSekappyの輪の中に入っていくのが難しかった』ということはなかったですか?」
五條「そういうのもほとんどなかったですね。というか、Sekappyはちょっとアットホームすぎるくらいだと思います(笑) 客先開発を行っているとどうしても他の社員と交流が希薄になりがちですが、Sekappyで働くようになってからは公私ともに物足りなさを感じたことはありません
――「なるほど。お話を聞かせていただきありがとうございました!」